詩のような

なんとなく心に浮かぶが文章で表しにくいもの

森を見た。

子供の頃見た森と同じだ。


生きることの臨場感が無い。

まるで過去のフィルムを見ている感じ。


今ここにいることも、バーチャルリアリティでは無いことは、証明できない


禅の実存に関する話、この問題を問いていない気がする。


なぜ、性の特徴通りに生きなくてはいけないの?


なぜ興味の無いことに、場の空気に対応しなくてはいけないの?


正直ずっと、釈迦・キリストしか共感していないものなのか。


若い時分に若い人と共感できなかった。


年寄りは、申し合わせたように年をとっていく。


言葉とは、具象的でしかなく、遅いし、不正確。


思考が瞬時に伝わった太古の昔を思い出す。


恐らく、間違った時代に生まれた間違った魂かも知れない。


宇宙は、より上位の非物質的なもののパーツに過ぎない。


意識は物質を使わない。だから光速とも関係がない。


生きているという夢の中。

ある晴れた日、

私は雲を見つめてふと思った。


それは何なのか。


その一点に対し、

時空の交差と、

運命と、

邂逅と、

既視感が襲う。


私は本当にここにいるの?


この世にいるという錯覚か、

神が作ったシミュレーションの中にいるだけ?


言いえぬ点は無限を包括する。

それはまるで、宇宙とは心の中の幻かも知れないということ。


あなたの歌は誰のもの?

本当は聴衆なんか求めていないくせに。


忘却の河で、神であることを忘れてきただけ。


一体、何に向かっているの?

上なの? 下なの? 左右なの?


感じてごらん。

明日、もう同じことを感じることは出来ないから。