詩のような

なんとなく心に浮かぶが文章で表しにくいもの

人知れず心を病むとき

いつの時代のものか分からぬ心になる

何となしに懐かしいものの

人は心の外に出られぬものと思ふ


独創性というものは

心の中に忠実にあることをいう

またいつものうんざりするパターンとして

人は自分自身をみる


やがて全ては幻と気づくときがくる

人は過去生を思い出せないので

年月の長さをしらぬ

宇宙そのものが心だと気づいたとき、物理学者の生涯はなんだったのか。


それでも人は自分が産むものに学ぶ

たった一人で生み出したものの中に自分の才能をみる

人は怠けるように出来ているが運命が形状となって、生むことを促す。

人は皆死にゆくものです

よかれと思いなしたことも

やがて記憶の中に消え

いつしか止むものです


かうすればかうなる

さすればこうしよう

思い煩う日々は

そこなりといいて


そうして生きるは

飽くことを知り

まだ見ぬものを

思いにけり


うつむかず

思いのままに

よすがの中を

彷徨う

ありし日に

ふと気づくと

つやの満ちる

夜の顔


いとしきときも

やがて失われ

さりとて月も

よすがのままに


まぁそのようですな

時は止まり

いわゆる

よもやの中に


愛する人は

くもの中に

その姿も

去りゆく