詩のような

なんとなく心に浮かぶが文章で表しにくいもの

2022年4月のブログ記事

  • 人知れず心を病むとき いつの時代のものか分からぬ心になる 何となしに懐かしいものの 人は心の外に出られぬものと思ふ 独創性というものは 心の中に忠実にあることをいう またいつものうんざりするパターンとして 人は自分自身をみる やがて全ては幻と気づくときがくる 人は過去生を思い出せないので 年月の長... 続きをみる

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  • 人は皆死にゆくものです よかれと思いなしたことも やがて記憶の中に消え いつしか止むものです かうすればかうなる さすればこうしよう 思い煩う日々は そこなりといいて そうして生きるは 飽くことを知り まだ見ぬものを 思いにけり うつむかず 思いのままに よすがの中を 彷徨う

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  • ありし日に ふと気づくと つやの満ちる 夜の顔 いとしきときも やがて失われ さりとて月も よすがのままに まぁそのようですな 時は止まり いわゆる よもやの中に 愛する人は くもの中に その姿も 去りゆく

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  • 夏の夜の夢は 大きな波と ゆふべの香り おどろきて さもありし この磯は 言の葉のむねと あかりし おぉよすがに いとさわがしく この防人 声のよすまに ここは柵の わき立つ音の 余の庭の のぼりたつ

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